5年前の2019年(5年生)からお預かりしたケース。
ご両親は生徒曰くハイスペック両親。
コロナ禍に突入したと同時にクラスメイトの「デブ」の一言が
引き金となった。
不登校児のケースのご報告ができる日が来ました。
クラスメイトの一言が引き金にはなったが…
深く掘り下げて指導に入ると、
幼少期からの「パパの子どもの頃にそんな成績をとったことがない」
「本当に私たちの子どもなの?」「そんな弱くてどうするの?」とご両親の自分指標の会話が
日々この生徒の自尊心を傷つけ自己否定に繋がったこと
自分でコツコツ積み上げたというがんばる力が欠落していたこと
も要因にあるとこちらは分析し指導にはいらせていただきました。
まず「デブ」で傷ついたなら
先生と一緒に標準体重を目指そう。
※摂食障害の大学生など色々関わっているのでダイエットの指導は
小児科の先生にも受診していただきの指導にしました。
ご存じの通りhana先生も2020年頃は人生Max体重でした。
家庭教師生の夜スィーツなど一切お断りさせていただき
生徒と毎日365日食べたものをスマホで共有するという生活を突入させました。まだ継続中で~す。
(それまでは授業終わり0:00にケーキや和菓子をほぼ毎日頂戴しておりました。)
お互い我慢できなくて食べまくった日も隠さない。
人間は目標を掲げても守れない日もあり、またそこからリセットすればいい。食べ盛りの子の減量指導は、本当に辛かった。
そして、日常の会話の中の言葉で子どもの自尊心を潰しているという自覚のないご両親は、可哀想だからとご褒美のケーキやお菓子を与えるので、そこを阻止させるマインドに誘導するのが何より苦行でした。
子どもに与えるのは簡単なことで
子どもに我慢をさせるということが出来ないに等しいご両親でした。
ご両親は↓
「年頃になったら痩せるわよ」
でも学校には行かせたい。
おバカなお友だちの言うことなんて無視すればいい。
そんなに弱くてどうする。
暴言を吐いた生徒とその両親に謝って欲しいと学校にも出向き
担任の先生の指導にも問題ありと学校へ何度も出向かれていましたが…
いいようには動きませんでした。
hana先生の指導は…
生徒には…
机上学習が遅れないようにplus学校に行けない日は朝からの指導。
hana先生も減量中ですが守れない時もあるということをわからせたかった。完璧な人間などいないから反省してまた頑張るということをわからせたかった。
ご両親にご理解頂きウォーキングやスイミングの指導。
徹底した栄養学の指導(塾生保護者様に専門の方のお力をお借りしました)
徹底した規則正しい生活と整理整頓!
スケジュール管理と栄養バランス管理。
ご両親には…
栄養学を学んでいただきました。
そこから子どもと夜のウォーキング。(2km~START)
子どもの気持ちを考えること。
子どもへの声掛けを徹底指導!
学校に行かない子どもの気持ちなんて考えたくもないというところからのSTARTでしたね。
整理整頓や規則正しい生活を守る!
お母様もダイエットをお願いしていますが未だ成果でず。
お母様のための勉強会は月に8時間~10時間3年間ありました。
現在は月4時間です。
この5年近い指導で
こちらの生徒と沢山歩いてます。沢山話してます。
沢山生徒が諦めそうになって何度も泣いた5年間。
実は悔しい時hana先生泣きます。
金剛山は10回目にして登頂でした。何度も諦めてやっとでした。
(ですので発達障害児のお母様には金剛山を課題にさせていただいてますが
1回で登頂するのが目的ではないんですよ。そこは面談でお話ししますね。)
またお互い見たことのない風景を追いかけ、
地理や歴史に興味を持ち、おまけに食べたら動くマインドも定着し
体重も年内標準体重達成できると見ています!
大阪万博は、夏パスを購入していただき一緒に楽しみました。
建築や世界にまで興味を持ってくれて最高にいい成果となりました。
現在は、
学校には保健室登校の日もありますが通学できています。
この生徒の指導からの強みを生かして…
塾生は勿論教え子やその保護者様から連絡があることがここ数年最多です。
人生躓き知らずでストレートに入社したが退職したい。
大学卒業したら起業したいけど…両親に理解してもらえない。
上司や同僚と上手くやっていけない。
大学へ入学したけど自分の専門分野が好きになれない。
自分を好きになれない。
クラスメイトとうまくやれない。
親に理解して欲しいけど会話にならない。
部活の色々で悩んでいる。
人が怖いや摂食障害やリストカットがやめられない…
自分は発達障害だから生きづらいのか????
幸せとは先生なんですか?
生きるってどういうことなんですか????
旦那の全てが嫌で受け入れられない。
更年期で何もやる気がでません。
反抗期の子どもの接し方がわからない。
子どもが巣立って抜け殻状態でしんどいです。
不登校児・発達障害児を持ち不幸すぎてしんどい。など。

人生ね。
考えて自分で結論付けて動いてそこから感じる!
この情報過多の時代で何でも手軽にスマホが答えを出してくれるけど…
hana先生は自分の眼力を強みにまだまだ動いて感じ取るよ。
そして人生に少し疲れて連絡をくれている教え子やそのお母様へ
一緒に考えて動きましょう。
悩んでいるときは視野が狭くなり引きこもりがちになりますがここは敢えて一緒に歩きましょう。
悩んでいるときは呼吸が浅くなり免疫力もガタ落ちします。
一緒にまずは歩いて、健康な思考になれば必然とどうすべきが自分で見えてきます。
ですから…悩んでいる時に出かけたくない、そんな気分になれないと
籠るのはおススメしません。
悩んでいる時こそ一緒に時間を共有しましょう。
動いて健康な思考になれば、どうしたいか・どうすべきかが自分で見えてきます!
どんなに辛い環境でもそこからどうしたいのか?を
お手伝いできればと思ってます。
現在家庭教師生の不登校児たちとも引き続き
連れまわしますのでご理解とご協力よろしくお願い致します。
さてhana先生の次回の全休お楽しみ計画は↓

こちらを追いかけたいと予定はしてるけど
天気や体調で登頂を断念するかもしれない
そこの決断もとても大切だと思っているよ。
